軽量で強度があること
トレーラーは自走することが出来ないため、牽引する車にとっての負担が少ないほど安全であり、快適に目的地に向かうことが出来ます。
木は弱いイメージがありますが、重量比の強度はコンクリートや、鉄に比べて圧倒的に木が、圧縮強度、引っ張り強度ともに強いため、重量を軽く、強度を持たせたいトレーラーにとって理想の構造材だと言えるでしょう。
赤身の柾目無地
九州産の杉の赤身と呼ぶ芯に近い部分を柾目使いという製材方法で木を切り出し、その中の無節という希少な材料を内外装や骨組みに使用しています。
最高級材として杉の赤身柾目取りの無節はお屋敷の座敷の材料として使用されてきました。
柾目材はすっきりとして飽きが来ないだけでなく、軽量で強度があり、カビや虫にも耐性があります。
外部に使う板材が収縮による反りや隙間が出ると耐久性に大きく影響します。
赤身材は、長年風雨にされされても、カビや腐朽菌が繁殖しにくく、耐久性があります。
赤身で柾目の無節となると、直径1メートル以上の大木からは通常の材木の1/10ほどしか取ることができません。
まさに日本の木造建築材料の最高級材と言えます。
暖炉
割りばし程度の薪で燃やすことが出来る熱源があればいいなあ、という思いから作りました。
広葉樹、針葉樹なんでも燃やすことが出来ること。
燃焼効率が良いこと。
安全性が高いこと。
軽いこと。
直火で火と対話することが出来ること。
ハウス・オブ・ハート まさにこの暖炉のあるトレーラーの心のような存在だと思います。
火を眺めながら、時折流れてくる煙の匂い、燃える木の音、直に感じる火の暖かさを是非体感してください。
AL-KO社製シャーシ採用
キャンピングトレーラー、タイニーハウス、と言ってもこれらは、
公道を走るナンバーのある車です。
安全性の高いシャーシが必要でした。
そこで私たちはドイツのAL-KO社を選びました。
公道を走行するためには安全であること。
独自のゴムサスペンションにより安定した走行が得られ、自動調整機能付きのブレーキ、スネーキングを防止するためのスタビライザー、スネーキング回避装置のATC(オプション)などを装備することで、より安全に目的地まで走行することが出来ます。
軽量であること。
高剛性の鋼材を大型のプレス機で成型し亜鉛メッキを施された膨大な種類のパーツを組み合わせた、当社の製作するキャビンに合わせたオーダーフレームを採用しています。
使い勝手が良いこと。
慣性ブレーキシステムがが標準装備です。走行中、牽引する車がブレーキをかけた際に牽引されるトレーラーのブレーキが作動し、安全に制止することが出来ます。
耐久性があること。
すべての部品が亜鉛メッキ仕上げで、メンテナンスフリー。長年のノウハウが生かされていて耐久性が高く長年使うことが出来ます。
保証がされていること。
全ての部品には保証がついており、設計許容以内の仕様であればトラブル発生時には保証もされます。
手作り部品
真鍮 Brass
ヨット用品などでも古くから真鍮は重宝され、美しく、使い勝手も良い愛おしい材料です。
窓や、ドアハンドル、様々な金物を曲げたりつなげたりして、磨き上げます。
金属でありながら暖かく、日々使い込むことにより年々味が出てきます。
長年使った風合いのある金物に育てて頂きたいと思います。