住宅用の暖炉 ー Heart of House ー の設計、製作、販売します。

最近は街や、田舎でも煙突がある家を見かけることや、

薪をたくさん積んで冬への準備をされているお宅をみかけます。

薪ストーブを設置される家も多くなりましたね。

私も以前は薪ストーブの販売、設置をしていました。

現代の薪ストーブは燃焼効率が良く、薪を入れれば数時間ゆったりと部屋を暖めてくれる。

ガラス越しに見る炎は薪から少し離れたところをゆらゆらと浮くように静かに燃え、

眺めているといつの間にか時間がたつのを忘れてしまいます。

そんな薪ストーブですが、コンピュータで熱効率を計算し製造された高度な工業製品です。

ですが、私たちが採用しているのは

 ー 暖炉 ー

高性能な薪ストーブと混同されると思いますが、私たちが製作しているのは昔ながらの暖炉です。

暖炉は薪ストーブと違い、ガラスや扉はありませんので、サンタクロースがやってきてくれます!

ガラス越しではなく、火の燃える音を聞き、熱を感じ、薪の燃える匂いをかいで、火と直に対話することができる。

家の中で焚き火をするようなものですが、求めるのは、部屋が煙ることもなく、どんなサイズの部屋でも暖かく、大きな薪もゆっくり完全燃焼してくれる、今までの暖炉にはない 高性能な 暖炉 です。

薪ストーブをたくさん扱いましたが高性能な暖炉には出会えませんでした。

サイズが小さいと温まらない、大きすぎると新鮮空気が多すぎて暖まらない、ベストなサイズが必要なためオーダーメイドで設計する必要があること。

現地で制作するととても高額な設備になること。

設置する部屋の容積に合わせた1台1台のオーダーメイドで設計製作をする必要があります。

オーダーメイドで製作した暖炉がレンガ造りだとすると、とても運搬は出来ません。

元々はトレーラーに設置することを目指して制作したため、軽量であることが条件でした。

そこで試行錯誤し、完成形に近づいたのがタイニーハウスジャパンの超軽量暖炉 Heart of House です。

薪ストーブも軽いもので50㎏以上はあると思うのですが、当社で製作している暖炉は大型の物でも20㎏程度でなので宅配便で届けることが出来ます。

特殊なボードで製作しているのですが、その軽さが断熱性能としても有利に働き、高燃焼率でほぼ完全燃焼してくれます。

着火してすぐに暖まり、大きな薪もじわじわ完全燃焼するため長く暖を取ることが出来ます。

シンプルな天然の水硬性石灰を使った漆喰仕上げです。

ヨーロッパでは、古い史跡や文化財などの修復にはこの水硬性石灰が指定になっているそうです。

ポンベイの壁画にもこの水硬性石灰が使われていて、長い年月を経て、空気中の炭酸ガスと反応をし、大理石に戻っていくそうです。

Co2温暖化説には賛同しかねるのですが、このところグリーンコンクリートという空気中の炭酸ガスを吸着するセメントの開発が盛んになってきているそうですが、太古から使われている水硬性石灰は素晴らしい建材だと思います。

内部には阿蘇の溶岩石を敷いています。熾火(おきび)を左右に良ければピザも焼けます。

時々お問い合わせをいただくTHJの暖炉ですが、この度、住宅用、店舗用に販売をさせて頂く事になりました。

設置される部屋のサイズ(幅、長さ、高さ)を計っていただき、設置場所と、煙突の構造を検討、本体の設計図を作成、見積もり、契約、製作、納品、(設置)という流れになります。

最後に欠点を。

とても軽量ですが構造材が弱いため硬いものをぶつけるとへこんだり、かけたり、表面に塗ってある漆喰が剥がれることもありますが簡単にご自身で修理できます。

煤で黒くなってくる事もありますが、お茶室の炉のように年に一度、炉開きの前に漆喰を塗り直すのも楽しみになるかもしれませんね。

ご自身でメンテナンスをしながら、長くお付き合いをして頂きたいと思います。

THJオーダーメイド暖炉  ー Heart of House ー

価格 40万円~

是非お問い合わせください。

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