車で牽引するキャンピングトレーラーは、住環境ごとお気に入りの場所に出かけることが可能で、好きな場所に行き、ドアを開ければ違う風景の中にいるといった、まるでどこでもドアのような感覚を得られる自由さがあります。わたしたちは、この自由さを兼ね備えながら土に還らないものを極力使わず、未来の地球への負担を少なくしたトレーラーやタイニーハウス作りをしています。
日本をはじめ世界中でタイニーハウスムーブメントが起きています。小さな家に住むという価値観を持つ人が増え、その背景にあるのは、できる限り持つものを少なくする、ゴミになるものはなるべく使わないという考え方ではないでしょうか。
タイニーハウスジャパンでは、大分県産の杉の芯に近い赤身の柾取りの無節材、日本の建築材料の中では高級な和室に使う材を鋸目を生かし素朴に使用しています。日本建築の特徴である外と内を一体に仕上げ、空間をつなげる手法や、水平ラインを際立たせ落ち着いた居心地を感じる設計を用い、有機的な空間を目指しています。
いつまでも飽きることなく︑ゆったりと過ごして頂けるような空間を作りたい。そして出来れば次世代に喜んで受け継がれるようなものであってほしいと想いながら製作しています。わたし達自身、かつては、既製品の小さなキャンピングトレーラーを愛用していました。 しかし、ビニールやプラスティック製の内装は湿度の高い日本で使用するには、結露やカビなどを含め、様々な問題が生じることが分かりました。家族の健康と、室内が呼吸をするようなリラックスができる空間づくりに思いを馳せ、自分達で使うためのトレーラーを木製で製作したのがはじまりです。
― 自然にある動植物は機能と形が一体となって美しい ー という考えを基に、目先の利便性や人間だけがよければいいという生き方を選ばない、そんなこれからの暮らしを想って、トレーラーのデザイン・制作をしています。
I’m Flicka プロモーションビデオ
Living Big In A Tiny House Baske-T Msize
R&Kさん、ありがとうございました。
Pocket Cabin さん
TAKAさん、ありがとうございました。
キャンパーの秘密基地
Wさん、ありがとうございました。